マルチブラケット矯正は、「マルチブラケット装置」を使用した、歴史もあり、ベーシックな矯正治療です。「ブラケット」という歯の一つひとつに接着させた小さな装置に「ワイヤー」を通して歯列を連結させ、歯並びを整えていく装置です。ほとんどの症例に対応できますので、多くの矯正歯科医院で使用されています。
現在では装置の改善が進み、ブラケットも小型化し、目立たない白や透明のブラケット(審美ブラケット)や、摩擦の少ないブラケット(セルフライゲーションブラケット)なども登場しています。また、歯の裏側にブラケットをつける「裏側矯正(舌側矯正、リンガルブラケット矯正)」もあります。
上の前歯が極端に前に出ている状態。日本人に比較的多くみられる症状です。
下の前歯が上の前歯より前に出ている状態。受け口ともいい、横顔がしゃくれたように見えたりします。
歯と歯の隙間が開いていて、食べ物がはさまりやすく隙間が目立ちます。
歯が重なり合い凸凹の状態。八重歯ともいい歯磨きが難しく虫歯や歯周病へのリスクが大きいです。
上の歯が下の歯に深くかぶさっている状態。顔が短く見え、歯の接触で大きく損傷してしまうこともあります。
前歯を閉じても噛み合ず隙間があいてしまう状態。食べ物によっては噛み切れないこともあります。
歯の噛み合わせが部分的に反対になってしまっている状態。顔が歪んだり(非対称)、食いしばりができない方もいます。
Extracciones de dientes en ortodoncia©
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